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微小乳頭がんで経過観察可能なものは経過観察の勧め

☆甲状腺乳頭がん体験談のほか日常の雑感も綴っていきます。(2018/2) ★2015/6 細胞診クラスⅢb乳頭癌の疑い。8月2回目細胞診99%乳頭癌の疑い。最大腫瘍径15㎜、他に6㎜程度が4つ。リンパ節転移なし。血液数値正常範囲。経過観察か切除か。 ・生活上今の声を失う訳にはいかず、手術なら少しでも合併症を減らしたいとの考えから、希望の術式に応じていただける病院を探し回ることになる。~このブログは同じようなことで悩んでいる方の少しでもお役に立てればと思い、公開しています。もちろん、症状は全て個人個人ケースバイケースで同じ状態のものは二つとありませんから、私の話がすぐさまご自分にも当てはまるだろうとは思わないでください。私は当然に責任を持つことはできません。 また、乳頭癌と他の臓器癌とでは全然切迫度は違いますが、癌全般に対しても自分なりに深く考えましたので、そのようなテーマのカテゴリーも作ってあります。昨年末には知人をまだ40歳前の若さで亡くしました。

2015年9月某日 次の大病院へ②

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2015年9月某日 次の大病院へ②


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 調子が悪い。風邪気味だ。咳も出る。子どもたちの間でRSウィルスが流行っている。うつったかもしれない。もうこの10年、風邪になると治りが遅い。何も運動していない。自分で頚部リンパをさわっても微妙なのがわかる。あー、これはまずいなと思った。
 エコー技師のあと、40分ほど待った。思えばこれまで、医師に直接エコーをしてもらったことがない。
 前回は一階の初診外来の診察室だったが、今回は二階のエコー検査室に隣接した照明を落とした診察室だった。
 D医師は既に手書きでエコー画像の診断を書き上げていた。前回の時とは態度が違っていた。
「年単位で2mm増大しているからこれは放っておけない状態。風邪引いてるっていうけど、リンパの腫れも風邪の時はこのような形とはちょっと違うのね。」
 画像を見たらラグビーボールのようになっていた。乳頭癌の時はもっと球形になるのではなかったか? 風邪の方が楕円形ではなかったか? まあいいと思った。もうこの人は前回とは違って眉間にしわが寄り、患者に有無を言わさない雰囲気を出している。
「これでは当院では全摘+リンパ郭清、その後も131アブレーションとなります。」
「そうですか。」
「では、いろいろ勉強されているんでしょうから、よく考えて見てください。」
 私は肩を落として見せた。実際、まただめかという失意はあったが、この医師に対しては元気なさそうに見せた方がその場が丸く収まると思ったのだ。それが大げさな表現なら、二人しかいないその空間で、もうピリピリしたものは持ちたくなかった。
 風邪の調子がよくなってからもう一度エコーしてもらえないか頼む道もあった。が、ここの甲状腺の外科医は乳腺が専門で甲状腺の執刀数も少なかった。このD内科医は甲状腺専門医だが、色々難しいのだろうと勝手に想像した。つまり、D医師はこの間、外科医に一度談したが「(『大病院』で伊藤病院でもそう言われているのに、患者のそんな希望に応じられるわけがない」と言われたのだ。外科医にそう言われたら、D医師も定石を話すしかないだろう。
 これ以上、D医師を困らせても仕方ないことだと思った。家に帰り、改めてHPで乳腺の外科医の姿を見て(この人にお願いしない方がよいということなのだ。神の計らいは・・・)と思った。
 グレーな秋のはじまり。
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