忍者ブログ

微小乳頭がんで経過観察可能なものは経過観察の勧め

☆甲状腺乳頭がん体験談のほか日常の雑感も綴っていきます。(2018/2) ★2015/6 細胞診クラスⅢb乳頭癌の疑い。8月2回目細胞診99%乳頭癌の疑い。最大腫瘍径15㎜、他に6㎜程度が4つ。リンパ節転移なし。血液数値正常範囲。経過観察か切除か。 ・生活上今の声を失う訳にはいかず、手術なら少しでも合併症を減らしたいとの考えから、希望の術式に応じていただける病院を探し回ることになる。~このブログは同じようなことで悩んでいる方の少しでもお役に立てればと思い、公開しています。もちろん、症状は全て個人個人ケースバイケースで同じ状態のものは二つとありませんから、私の話がすぐさまご自分にも当てはまるだろうとは思わないでください。私は当然に責任を持つことはできません。 また、乳頭癌と他の臓器癌とでは全然切迫度は違いますが、癌全般に対しても自分なりに深く考えましたので、そのようなテーマのカテゴリーも作ってあります。昨年末には知人をまだ40歳前の若さで亡くしました。

2015/5 PET検査の結果

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

2015/5 PET検査の結果


所 見

F-18 FDGの投与量は 176 MBq、投与時の血糖値は 93 mg/dlでした。
頸部正中に結節状の集積が認められます。CT との融合画像では甲状腺峡部に一致しているようです。一般に PETでの甲状腺腫瘍の良悪判断は困難です。 CT では明らかな異常は指摘できないものの、超音波ではこの部分に低エコー腫瘤が認められ、超音波所見上は腺腫様結節と思われます。年に1回程度の、超音波を含めた検診での経過観察をおすすめします。

左肩関節周囲に軽度の集積が認められます(緑矢印)。肩関節周囲炎を示します。

回盲部に限局した集積が認められます(黄色矢印)。 CT 上は明らかな異常は指摘できません。この部分は生理的にも集積が見られる部位であり、今回の集積も生理的な集積と思われます。便潜血の結果などともあわせて報告します。


診 断

甲状腺峡部への集積に関しては、腺腫様結節への集積と思われます。年に1回程度、超音波を含めた検診での経過観察をおすすめします。
左肩関節周囲炎


コメント

回盲部への集積に関しては、便潜血の結果ともあわせて報告します。



<要受診・相談>★PET検査にて甲状腺峡部に限局性の集積を認め、超音波検査にて同部位には12.9X7X14㎜ほどの結節を認めます。
超音波検査にて上記以外にも甲状腺には多数の結節を認め、血液検査にて甲状腺マーカー等に異常を認めないことから、いずれも腺腫様甲状腺腫という良性病変を疑います。
PET検査での甲状腺峡部の結節への集積については、甲状腺腫瘍は良性であっても強い集積を示すことがありますので、この検査のみでは良悪の判定は困難ですが、一度、甲状腺専門医を受診なさり、今後の方針についてご相談ください。
 
<要改善、要精密検査>★超音波検査にて脂肪肝を認め、血液検査ではγ-GTが高値で、軽度の肝機能障害を認めます。肝臓の線維化の指標の「Fib4index」を計算しますと1.59で、肝臓の線維化が起こっている可能性がある状態です。
 肝臓の線維化がすすむと肝硬変、肝細胞がんの発症リスクも高くなります。専門医による肝臓の線維化のチェックをおすすめします。
 脂肪肝に詳しい横浜市立大学附属病院(福浦) の紹介状を同封しますので、祝日をのぞく火・水・木 保険証をお持ちになり10時半までに受付をなさってください。当日に検査と結果説明があります。
 ◆受診先に予約の連絡をしますので、受診日をお決めになったら、ゆうあいクリニックまでお電話で受診日をお知らせください。他の医療機関受診をご希望の場合はお電話を下さい。
 下記生活習慣の改善(特に飲酒)に取り組んでください。減量や内臓脂肪の減少も重要です。

<要再検査、追加検査>★尿糖が陽性(3+)です。血液検査では、血糖と、HbA1cは基準値内ですが上限近く、耐糖能異常、境界型糖尿病の可能性があります。生活習慣病を主に診療するクリニックなどで、精密検査をお受けになることをおすすめします。
 また、糖尿病にならないよう下記の**生活習慣の是正**をなさって下さい。
 **生活習慣の是正**
*食事は3食規則正しく、バランスよく食べ、総カロリー摂取は控えましょう。動物性脂肪(特に肉類)、糖質、就寝前2時間のカロリー摂取を控えましょう。間食や甘い飲み物などで習慣的に摂取しているカロリーがあれば、減らしましょう。
*運動習慣をつけましょう。適切な運動は、内臓脂肪を減少し、脂質異常症、脂肪肝のコントロール、糖尿病予防にも有効です。週3回以上、できれば毎日、一日30分以上の有酸素運動(早足での歩行、水泳、ダンス、サイクリングなど)をお勧めします。 運動はがん予防(とくに大腸がん、前立腺がん)、認知症予防、うつ予防にも有用です。あわせて筋肉トレーニングも行うとさらによろしいです。
 *節酒をしましょう。アルコール過剰摂取は肝臓や膵臓、消化管に負担をかける他、動脈硬化の危険因子であり、また心臓や脳にもダメージを与えます。週2回の休肝日、一日の量はビールなら500ml以下、ワインなら240ml、日本酒なら1合(180ml)、ウイスキーならダブル1杯(60ml)、焼酎25度なら100mlまでをめやすにしましょう。2~3種類飲む場合は、それぞれの1/2~1/3以下ずつ程度に抑えましょう。
 *禁煙は大変よいことです。ご継続下さい。受動喫煙(他人のタバコの煙を吸い込むこと)の予防などにもお気をつけください。
*ストレスコントロール、十分な睡眠、休養を心がけましょう。

<要改善・経過観察>★内臓脂肪蓄積(腹部肥満)、脂質異常症(高トリグリセリド血症)があり、メタボリック症候群予備軍です。これらは動脈硬化の危険因子ですので、**生活習慣の是正**をなさり、改善させましょう。

<要3ヶ月後再検査>★血液検査で腫瘍マーカーのひとつシアリルLex-i抗原(SLX)が高めでした。これは主に肺の腺がん、膵臓などの消化器の悪性腫瘍で上昇する腫瘍マーカーです(高いからといって必ず悪性病変があるというわけではありません)。3か月後くらいに再検査をお受けになり、やはり高いようでしたら、消化器科などで精密検査をお受け下さい。

<要注意>・前立腺の腫瘍マーカーPSAが基準値内ですが、高めです。MRI検査では前立腺に異常を認めません。PSAは前立腺の炎症や刺激などでも高くなります。PSAの上昇傾向がある場合は前立腺がんが存在する可能性がありますので、PSAを1年以内にお受けになることをおすすめします。

・複数の胆嚢ポリープ(最大5mm)を認めます。胆嚢ポリープは径10㎜大までは経過をみます。年に一度の超音波検査で経過観察をしてください。

・右腎嚢胞を認めますが、これは良性疾患であり、増大傾向になければとくに治療の必要はありません。年に1回程度超音波検査で経過観察なさってください。

・PET検査にて、左肩関節付近に軽度の集積を認め、肩関節周囲炎などが疑われます。痛みなどがありましたら、整形外科を受診なさってください。

・PET検査で、右下腹部の回盲部付近に限局性の集積を認めます。この部分は生理的にも集積が見られる部位であり、便潜血も陰性ですので、生理的集積の範囲内と考えます。
しかし、PET検診は大腸粘膜の詳細な病変の発見は不得手です。定期的な大腸内視鏡検査をお勧めいたします。

・今回はヘリコバクター・ピロリ抗体は陰性で、除菌に成功なさっています。今後も定期的な胃の検査(胃透視検査、胃内視鏡検査)をご継続下さい。

・抗p53抗体は陰性でした。ただし、陰性であればがんがないということではありません。
今後も1-2年に一回程度のPETを含めた検診をお受けになることをお勧めします。

・クモ膜下出血の家族歴もあり、数年に1回は脳MRI・MRA検査を含めた検診をおすすめします。

・その他、以下の各所見をお読みになり、今後の健康管理にお役立て下さい。

【甲状腺】
・右葉と峡部に複数の腫瘤を認めます。(画像1、2矢印)
 最大は峡部の14×7㎜程度で、形状楕円形~分葉形、境界明瞭平滑です。内部低エコーでやや不均一ですが、内部血流は認めません。
 前頸筋群や気管との境界明瞭で可動性良好です。

【腹部】
○肝臓
・実質エコーレベルは不均一に上昇しています。肝腎コントラストの上昇を認めます。
 肝内の血管は不明瞭です。深部エコーの減衰を認めます。(画像3)
○胆嚢
・頸部~体部に複数の隆起性病変を認めます。(画像4矢印)
 最大は5㎜程度です。辺縁は平滑で、体位変換による移動は認めません。
総胆管の拡張や胆嚢壁の肥厚は認めません。
○腎臓
・右腎に10㎜程度の無エコー腫瘤を認めます。(画像5矢印)
 ○その他
・脾臓、膵臓の観察できる範囲に異常所見を認めません。

技師

診 断

腺腫様甲状腺腫、
脂肪肝、
胆嚢ポリープ(複数、最大5mm)
右腎嚢胞

コメント

脂肪肝は血液学的所見と合わせて判断します。
胆嚢ポリープは10mm 程度までは経過をみます。
腺腫様甲状腺腫、右腎嚢胞に病的意義はありません。定期的な検診での経過観察をおすすめします。
PR

コメント

プロフィール

HN:
花鳥風月に酒
性別:
非公開

P R